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B5(182mm×257mm)
A5(148mm×210mm)
B6(128mm×182mm)
A6(105mm×148mm)

無線綴じ製本
A4(210mm×297mm)
B5(182mm×257mm)
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本を制作するための手段と流れとは?

本を制作するための手段と流れとは

販売や頒布、記念としての保管を目的として、小説や句、イラストや漫画、写真といった作品を本にしたいと考えたことはありませんか?

今回の記事では、本を作りたいと考えている方へ向けて、費用や部数、原稿作りから本になるまでの流れ、気をつけるべきポイントを解説しています。本作りを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

「本を作りたい」と考えた時、どんな手段が考えられるでしょうか?

例えば、書店に並んでいるような書籍は、出版社の編集者と組み販促目的で作られるものです。出版社から原稿料が支払われ、印刷・製本に関わる費用を筆者が負担することは基本的にありませんが、本を作りたいからといってすぐに実現するのは難しいでしょう。

印刷・製本費用を自身で支払う自費出版は、出版社から本を出す商業出版に比べればハードルの低い手段です。原稿作成と業者への依頼を自身で行う必要があり、即売会での販売や記念としての発刊が考えられます。

自費出版よりも更にハードルが低く手軽なのが、手製本です。家庭用プリンターやコンビニのコピー機を使って印刷し、ホッチキスなど使って本の形に仕上げます。

「本を作る」と聞くと大変なことのように思うかもしれませんが、自費出版や手製本のように気軽に制作することができる方法をご紹介します。

本を制作したいと考えた時、気になるのは作成できる部数やコストです。商業出版の場合は自身で作成部数を決められませんが、自費出版や手製本なら1部から作成できます。

手製本であれば、プリンターのインクと紙代、コピー代がコストとなります。業者に依頼する自費出版の場合は、本の仕様や納期によって価格が異なります。どの程度のページ数でどのくらいの費用がかかるのか「冊子製本キング」の例をご紹介します。

まず、以下のような仕様で本を作ると仮定します。

仕上がりサイズ A4
綴じ方 無線綴じ
綴じ方向 右綴じ
表紙の加工 PP加工なし
表紙カラー モノクロ
表紙の紙 コート紙(光沢紙)110kg
本文カラー モノクロ
本文の紙 上質紙(90kg)
納期 7営業日

この仕様で本を作る場合、ページ数と部数によって以下のように費用が変わります。

52ページ 100ページ 200ページ
1部 768円 1,025円 1,561円
10部 4,810円(1部481円) 6,650円(1部665円) 10,480円(1部1,048円)
100部 37,300円(1部373円) 51,600円(1部516円) 83,000円(1部830円)

作成する部数が多いほど、1部あたりの価格は下がります。また納期は3営業日まで短くすることができますが、その分価格は上がります。カラーかモノクロか、使用する用紙や納期によっても費用は異なります。webで簡単に見積もりができるので、お気軽に試してみてください。

続いて、一般的な本制作の流れをお伝えします。

まずは、本の元になる原稿がなければ始まりません。原稿の内容としては、小説や句、自分史といった文章主体のものや、イラストや漫画などの絵を主体としたもの、写真などが考えられます。どういった本を作るのか、企画を立てるところから始めましょう。商業出版の場合は、編集者と共に企画を練ることになります。

原稿作成は作品の種類によって使用するソフトやツールは異なります。Wordなどのワープロソフト、InDesignやIllustratorなどの画像編集ソフトを使って原稿を作りましょう。

原稿ができたらデザインのレイアウトを行い、校正・校閲を行って原稿を完成させます。商業出版の場合は、この過程は出版社が受け持ちます。また、自費出版専門の業者では校正・校閲を請け負ってくれるところもありますが、印刷会社の場合は自身で行う必要があります。文字の間違いやページ抜けがないように、しっかりチェックしてください。

原稿ができたら、いよいよ印刷・製本です。ここでは、一般的な業者に依頼する場合の流れをお伝えします。

まず仕様の検討・見積もりから始めます。業者のHPやパンフレットに、依頼できるサイズやページ数、紙の種類や綴じ方、納期などが記載されているので、参照しながら検討するとスムーズです。仕様が決まったら見積もりを取り、問題がなければ注文手続きを行います。

続いて、締め切りまでに入稿を行います。入稿方法は、業者によって様々です。テキストや画像のデータ、プリントアウトした紙の原稿、手書きの原稿などを業者に預けます。

「冊子製本キング」の場合は、データによるご入稿となります。データの作成テンプレートをご用意しておりますので、WordやIllustratorなどでデータを作成し、PDFへ変換・保存して入稿してください。

原稿を入稿したら、業者で編集・校正を行います。この工程を行わない業者もありますので、その場合は前項でお伝えしたように入稿前に自身で校正・校閲することになります。

原稿に問題がなければ印刷・製本され、納期に合わせて手元に届くという流れです。

業者に依頼して作る本としては、小説や句、自分史といった文章主体のものや、イラストや漫画などの絵を主体としたもの、写真などが考えられます。

原稿の種類によって、文庫本のようなスタイルの本から雑誌のようなものまで、様々な本の作成を依頼することができます。部数に関しても、販売や配布目的で多くの部数を印刷するケースから、少部数を小規模に頒布するケース、1部だけ印刷して記念品として保管するケースなどが考えられます。

適した原稿を用意するために、本の種類ごとの仕様の目安を押さえておきましょう。

・サイズの使い分け方

一般的な本のサイズは、8種類です。それぞれによって用途が異なります。

A4(210〜297mm)

一般的なA4サイズの本の主な用途は、写真集や論文などです。仕事をしているとほとんどの場合は、A4の本を見る機会が多いのではないでしょうか?迷ったらとりあえずA4サイズにしても差し支えないです。A4サイズの本の良いところは、「紙の枚数が少なく済み、コンパクトに収納できる」ことです。しかし、A4は持ち運びの際には幅をとります。大抵は折り曲げて持つことができない場合が多く、携帯するには少し不便かもしれません。A4だとクリアファイルに収納することが難しいこともあります。

B5(182〜257mm)

B5サイズはA4サイズの本ほど大きくなく、かといって他の本と比べても小さすぎないサイズです。このサイズの本の使用用途は、週刊誌や雑誌です。イラストや大きな見出しを用いる場合にはこのサイズがおすすめです。かさばりすぎることなく、印象を与えるスケールで本を作成することができます。週刊誌や雑誌をイメージして本を作成する場合にはB5サイズがおすすめです。

A5(148〜210mm)

A5サイズは、A4の1/2の大きさです。A5サイズの本は教科書や学術書などに用いられ、特に教科書ではおおよそこのサイズが用いられています。誰もが昔、馴染みのあったサイズです。学識の本を作成する場合にはこのサイズを用いましょう。本自体をコンパクトにすることができるので、持ち運びに優れています。

B6(128〜182mm)

B6サイズは漫画の単行本などに多く用いられています。単行本のようなイラストが多いものは、次に紹介する文庫本サイズに用いられるA6サイズよりも、大きいサイズを用いた方がよりイラストを強調できます。

A6(105〜148mm)

A6サイズは文庫本に多く用いられるサイズです。文字を書き連ねる本などにちょうど良いサイズになります。小さいサイズなことから作成する際のコストも抑えることができるので、使い勝手がよいです。

新書の文庫サイズ(103〜182mm)

新書文庫サイズは、もちろん新書に用いられています。前述のA5サイズと比べると、少し縦に細長いサイズになります。最近は単行本でもこのサイズが用いられることがあります。

Ьし大きめのサイズ(273〜406mm)

少し大きめのサイズは、コンビニや公共交通機関の駅においてあるフリーペーパー(タウンワークなど)などです。A4サイズでは伝えたいことが伝えきれない場合は、このサイズを用いるのがおすすめです。

┐気蕕紡腓いサイズ(406〜546mm)

さらに大きいサイズは、紹介する本の中では一番大きいサイズになります。イメージするのが難しいですが、床などに広げて読むようなサイズを想像ください。手に持って読むには不憫さを感じるかもしれません。

・ページ数の設定の仕方

ページ数を決めるにあたり、まずは本の綴じ方を決めなければなりません。綴じ方には、主に中綴じと無線綴じがあります。中綴じは綴じ代の根本まで開けるため、デザインに制限が少ないです。無線綴じは多くのページ数に対応できて強度が高いというメリットがあります。綴じ方の仕組み上、中綴じであれば4の倍数、無線綴じであれば2の倍数でページを組む必要があります。また、ページ数には表紙と裏表紙も含まれる点を覚えておきましょう。想定のページ数とならない場合は、白紙のページを挿入して調整するのも一つの手段です。

おすすめのサイズとページ数の目安(冊子製本キングの場合)

冊子の種類 サイズ 綴じ方 ページ
文章主体(小説や句、自分史など) A4、A6 無線綴じ 24〜500ページ
絵主体(イラストや漫画) A4、A6 綴じ代の根本まで絵が見られる中綴じ 8〜52ページ
写真主体(写真集やレシピ集など) A4 綴じ代の根本まで写真が見られる中綴じ 8〜52ページ

続いて、原稿作成時に迷いやすい点やポイントをお伝えします。

・書体(フォント)

本で使われることが多い書体は、明朝体とゴシック体です。小説や句、自分史といった文章主体の原稿であれば、読みやすい明朝体を本文に使うことをおすすめします。ゴシック体は、見出しや強調したい部分に向いています。イラストや写真が主体の場合は、作品の邪魔をしない書体を選びましょう。文字情報も作品の一部としてデザインするならイラストや写真のテイストと近い書体を、説明文等を添えるだけなら主張が強くない明朝体やゴシック体を使います。

・文字サイズ

文字サイズは、9ポイントから11ポイントで用いられることが一般的です。本の内容やデザインに応じて、文字サイズを決めます。なお、PCのモニターと本とでは大きさの印象が異なります。イメージと違う本になってしまうリスクを回避するためにも、色の出方を確かめることをおすすめします。

・1ページあたりの文字数

本のサイズを先に決め、文字の間隔と行間を決めることで、1ページあたりの文字数を定めます。あまり詰めすぎると読みにくいため、適宜調節を行ってください。また、ページの端ぎりぎりまで文字を配置してしまうと、綴じ代近くやページをめくる指を置いている部分が読みにくくなってしまいます。ページの天地左右には必ず余白を設けましょう。文字サイズと同様にイメージと違う本になるリスクを回避するために、色の出方を確かめることをおすすめします。

カタログ、小論文、イラスト本など、種類や読者ターゲットによってレイアウト方法は異なります。

基本的に文章が横書きは左綴じ、縦書きは右綴じです。右綴じ(縦書き)であれば、右から左に読んでいくので、右ページから数えていきます。左綴じ(横書き)はその逆です。

本のパーツの中でレイアウトをする上で注意が必要な箇所を紹介します。

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ページ内の天地左右の白場の余白のことです。余白は広ければ広いほどスッキリとした読みやすいレイアウトになります。マージンが少なすぎると読みづらいだけでなく、製本工程の裁断の際に切れてしまう危険もあります。例えばA4の本の場合は最低でも15〜20cmはマージンを作るようにしましょう。

版面

マージンで囲まれた、実際の本文や写真などのデザインが入るスペースのことです。そのページの見出しが最上部に大きく配置されて、写真や本文が配置されるのが一般的なレイアウトです。写真に説明文がつくときは、どの写真の説明文なのかわかるように近づけるなどの工夫をしましょう。版面のサイズは全ページ揃えると読みやすい本に仕上がります。

ノンブル

ページに割り振られた番号のことです。たいていの本は両端下、または中央の最下部についています。基本的に表紙を1ページ目と数えるので、最初の見開きは2-3ページ、次をめくると4-5ページとなります。

ぅぅ鵐妊奪ス

ページ数の多い本などに使います。目的のページを見つけやすいように、見出しごとにページの外側に色が付いている部分を指します。右綴じであれば左ページの端、左綴じなら右ページの端が見やすいです。

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冊子を開いたときに内側にあたる綴じ目の部分のことです。レイアウト時にはノド部分にもマージンが必要となります。ノド近くに文字やデザインを入れると製本で綴じられた際に隠れてしまうからです。

実際にレイアウトをするときのポイントとコツを種類別にご紹介します。

商品カタログの場合

商品カタログには必要な要素があります。

A.キャッチコピー
B.写真
C.ボディコピー
D.商品仕様スペック、値段

この順番で上から配置していくのが一般的です。

この中でもBの写真は大きく配置するようにしましょう。商品カタログを見る人は初めに「それがどんな商品なのか」写真を見て判断することが多いからです。その上で大きめの文字でAを配置すると見やすくなります。画像の下にCとDを入れるというのがベターです。もし安さを売りにしたい場合は、画像よりも値段を強調してもかまいません。商品カタログのレイアウトは伝えたいこと=大きさと考えると良いでしょう。

小説、論文等、文字主体の本の場合

日本語で書かれた本であれば、「縦書き・左綴じ」が基本です。章や見出しで区切ることは、読みやすさを与えてくれる重要な要素です。 章や見出しのタイトルだけ、色をつけてフォントを変えるなどして、メリハリをつけましょう。

本に写真を入れるときには、注意しておきたいポイントがあります。内容を効果的に伝えるための写真をせっかく入れるのであれば、注意事項を守って作りましょう。写真の解像度、著作権など難しい内容もあるかもしれませんが、作る前にしっかり確認することをおすすめします。

解像度とは、画素数がどのくらいの密度で並んでいるのかというのを表す数字です。単位は「dpi」であり、数字が大きければ大きいほど細かい点まで写真に表されることになります。本を作る際はできるだけ解像度の高い写真が必要であり、300〜350dpi程度が適切な解像度だといえます。写真の解像度が低いと、写真が粗かったりぼやけたりしてしまいます。あまりに解像度の低い写真は印刷できない場合もあります。
Photoshopを使うと写真の解像度を変換することができます。Photoshopの画面から「イメージ」というタブを開くと解像度のダイアログが出てくるため、そこで解像度を確認し、設定を変更することができます。

著作権とは、文学や芸術などの作品を作った人が作品を保護できる権利のことをいいます。作品を営利目的で利用する場合には著作権が生じることがほとんどであり、侵害してしまうと訴えられる可能性があります。自分で撮った写真をフォトブックにするといった場合は大丈夫ですが、パンフレットやカタログを作る際に写真を使用する場合は著作権に関して注意が必要です。

・インターネットの素材

カメラマンやイラストレーターを雇うことができれば問題ありませんが、できない場合はインターネットで素材を探して使うこともあるかもしれません。インターネット上では使用が許可されていても本などに使うことが禁止されていたり、無料の素材であっても営利目的で使用する場合は有料になったりすることもあります。そのためインターネット上の素材を使う場合は規約をしっかり確認する必要があります。

・自分で写真を撮る場合

自分で撮った写真を使う場合でも、被写体として誰かが写ってしまっている場合は注意が必要です。人が写っている写真を無断で使用すると肖像権の侵害となってしまいます。使用することはもちろん、撮る時点で写る人の許可を得る必要があります。また著作権を持っている建物もあるため、文化財や芸術性のある建物を撮りたい場合には注意が必要です。




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