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![]() 中綴じとは? どんな製本方法かページ数や冊子の特徴を解説![]()
中綴じとは、印刷した用紙を重ねて中央から二つ折りにし、折り目部分に針金や糸を通して固定する製本方法です。折り目部分を針金で綴じる方法を「針金綴じ」、糸で綴じる方法を「ミシン綴じ」と呼ぶこともあります。 目次
1. 中綴じ冊子の特徴中綴じの冊子は印刷部数が52ページ以下の用紙を綴じる際によく使われます。少ないページ数の製本では、背表紙部分を糊で接着する製本方法である無線綴じと比較し製本しやすいためです。また冊子の部数が、10冊以上になるとコストメリットも出やすいです。 中綴じと無線綴じの違い
※1:24ページ、A4サイズ、上質紙90kg(無線綴じの表紙は110kg)使用、モノクロ印刷、5日納品の価格参照 製本工程が少なく低予算で製本できる中綴じ製本の工程は少ないです。本文用紙を重ねて針金や糸で綴じるだけになります。糊を使った無線綴じなどの製本方法より作業工程が少ないため、作成する部数が10部より多くなると他の方法より低予算で製本できます。 少ないページ数でも製本できる中綴じは、8ページから綴じることができます。接着剤を使って製本する無線綴じなどは、糊代として冊子の背に厚みが必要なため24ページ以下の製本には不向きです。 見開きのデザインが見やすい
中綴じは、本文用紙をあらかじめ二つ折りにしたもの綴じるため、ページを開きやすいです。写真や絵、地図など左右の見開きページ全体に配置するデザインに向いています。 食品・教育・介護業界では使えない場合がある食品・教育・介護などの業界では、怪我や異物混入などが起こらないように、針金は使用禁止になっていることがあります。関連する業界に向けて冊子を作る場合は注意が必要です。針金を使わない無線綴じやミシン綴じでの製本を検討するとよいでしょう。 2. 中綴じ作成時の注意点原稿のページ数は4の倍数にする中綴じは、総ページ数を4の倍数にする必要があります。用紙を重ねて二つ折りにして綴じるため、用紙1枚の裏表に4ページ印刷します。製本できるページ数も4の倍数です。表紙を含めると最低8ページの原稿が必要です。 ページ端に余白や塗り足しを作る・小口の余白
冊子を見開いた状態の両端を「小口」と呼びます。中綴じは用紙を重ねて二つ折りにして製本するため、内側のページに近づくにつれてページの端が外にはみ出します。 ・ページ端部にある画像の塗りたし
塗りたしとは、印刷サイズいっぱいまで色や写真、罫線などがデザインされた原稿で、印刷サイズの外側まで色などを伸ばしておくことです。製本する際に小口部分は断裁されるため、塗りたしを作らないと原稿の端に白い余白ができます。 ページ数が多い場合は綴じ方をかえる針金で綴じることができる最大ページ数は44ページ〜96ページです。業者によって綴じることができるページ数は異なります。100ページを超えるような冊子になってしまう場合は、別の方法で綴じるようにしましょう。 用紙自体を厚くしすぎない
用紙が厚すぎると針金や糸で固定しにくくなるため、用紙の厚みは薄手70kg※5から標準90kg程度が適しています。 ※5:印刷業界で使われる紙の厚みをあらわす連量とよばれる単位。一定の寸法の紙を1,000枚重ね合わせた時の重さのことで、紙の厚みが厚くなるほど連量は重くなる。 3. 中綴じ以外の製本方法綴じ方は、中綴じ以外にも複数あります。ページ数が多くなる場合は、別の綴じ方を活用しましょう。 平綴じ本の背側から5mmくらい内側までを綴じ代とし、2〜3か所を表紙から裏表紙にかけて針金でとめて、紙を綴じる製本方法です。太い針金を使えば、300ページ前後まで綴じられます。家庭用のホッチキスを使っても製本でき、コピー本や会議資料などの作成でよく使われます。 無線綴じ無線綴じは、表紙と本文のかかれた用紙を糊で接着する綴じ方です。500ページ前後まで綴じられます。カタログなどページ数が多い冊子に使われます。 ・あじろ綴じ無線綴じの強度をさらに上げたいときに使う綴じ方です。500ページ前後まで綴ることができます。冊子の背部分に切れ目を入れ、用紙の内部まで糊が入るため、紙がバラバラになりにくいです。
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