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![]() ホッチキスできれいに中綴じ製本する方法![]()
針金を使った製本方法として代表的な綴じ方は「平綴じ」「中綴じ」の2種類です。これらの綴じ方の冊子は、少ない枚数なら家庭用ホッチキスを使って製本ができます。 目次
1.ホッチキスでできる製本方法と用途平綴じ平綴じとは、用紙の端から5mmほどの部分を綴じ代としてホッチキスで留める製本方法です。レポートや報告書、アンケートなどの配布資料、コピー本など、さまざまな用途で使用されます。 平綴じは、本のノド(ページを見開きにしたときの綴じ部分付近)が見えにくくなるため、写真やイラストの見開きがある冊子の製本には向いていません。またノド付近の内容が見切れないようにするために、平綴じの原稿にはノド付近に10〜15mm程度の余白が必要です。 中綴じ中綴じとは、2つ折りにした紙の折り目に合わせて、背の中央部分をホッチキスで綴じる製本方法です。パンフレットやカタログ、情報誌、同人誌(漫画・小説)などで用いられます。 中綴じは本の根元まで開くことができるので、見開きで出したいページがある冊子を綴じる際におすすめの綴じ方です。 2.ホッチキスの種類と綴じられる紙の枚数
ホッチキスは使用する針の大きさによって小型・中型・大型の3種類に分けられており、使用できる針によって綴じられる紙の枚数が異なります。
※マックス株式会社製の針を基準にし、括弧内は商品名になります。 3.家庭用ホッチキスと身近にある道具で中綴じ冊子を作る方法中綴じ冊子は、段ボールや発泡スチロール製のトレイを使うと、家庭用の小型サイズのホッチキスでも作成できます。打ち合わせ資料やコピー本を平綴じで綴じることが難しいページ数の冊子でも中綴じを使うことで製本できます。 手順段ボールは原稿を広げて載せられるくらいのサイズのものを1枚用意します。発泡スチロール製のトレイを使用する場合は、トレイを洗浄した後に5cm四方の正方形に切り抜いておきましょう。どちらを使う場合も、ホッチキスの針をとめる際に力が均等にかけやすい大きさを念頭に切り出すと良いでしょう。ホッチキスでとめる際に段ボールや発泡スチロールが曲がってしまうと針がおれてしまうためです。 段ボールを使用した場合の手順をご紹介します。 1. 原稿を2つに折り、折り目を作る ![]() 2. 段ボールの上に原稿を広げておき、ホッチキスを180度開いた状態にして、折り目の部分にホッチキスを押さえて差し込む ![]() 3. 針が用紙と段ボールに貫通したら針と段ボールを離し、原稿の裏側に針が出ている状態にする ![]() 4. 針をホッチキスの金具の部分(リムーバー)などを使って畳み込み、留める ![]() 発泡スチロール製のトレイを使用する場合は、ホッチキスの針を刺す原稿の折り目の下にトレイを敷いて行ってください。なお、表紙側からホッチキスの針を刺して綴じましょう。本文側から綴じると背表紙側にホッチキスの針出て怪我をする可能性もあるため、テープで補強や表紙側から綴じるなどの工夫がおすすめです。 その他、ホッチキスを使ってスムーズに製本するには、中綴じ冊子に製本するための多機能定規「ナカトジ〜ル」やダイソーで購入できる「まわるホッチキス」などのグッズも便利です。「まわるホッチキス」はコピー用紙10枚程度(40ページ分)中綴じが、リムーバーで針を押し込む作業を行えば25枚前後まで綴じることができます。中綴じの冊子を頻繁に作ることがある方は購入を検討しても良いでしょう。 ホッチキスで中綴じする際の注意点段ボールや発泡スチロールを活用し、10号の針できれいに綴じることが出来たのは25枚まででした。それ以上の枚数は、針を通すことはできますがリムーバーで綴じることが難しく、針が飛び出してしまいます。針のメーカー推奨枚数より5〜10枚多い枚数を綴じたい場合は、サイズの大きい針が使えるホッチキスに切り替えるようにしてください。 また、複数枚数の中綴じを失敗すると針がきれいに抜けず原稿に大きな穴ができてしまうことが多いため、同じ用紙できれいに綴じなおすことは難しいです。はじめてこの作業を行う場合は、失敗してもいいように事前に白紙の紙で練習するか、多めに原稿を印刷しておくと良いでしょう。 4.まとめ中綴じや平綴じは少ない枚数なら家庭用ホッチキスを使って簡単に製本可能です。ページ数が多く印刷・製本の作業量が増えた場合や冊子や表紙を工夫したいなど自作が難しくなった際は、1冊から製本・印刷可能な冊子製本キングにぜひお声がけください。 ![]()
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