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論文を印刷会社で製本印刷する方法

更新:2022年4月6日
論文を印刷会社で製本印刷する方法

卒業論文や修士・博士論文などを印刷会社で製本印刷したい場合、気になるのは費用や納期です。

サイズやページ数、製本する部数によっても異なりますが、「冊子製本キング」ではA4、100ページの冊子で1部1,000円程度です。8〜500ページの範囲で印刷でき、A判・B判の全サイズ指定可能、1部など小ロットも取り扱いがあります。納期は最短で3営業日が選べます。

今回は、費用や納期に加えて、論文を製本印刷するために決めなければならないことや、満足のいく冊子にするためのポイントをご紹介します。

印刷会社に論文の印刷を依頼する際の大まかな流れをお伝えします。

(1)冊子の構成や仕様を決めます。サイズ・ページ数・納期・部数・製本方法・用紙・オプション加工の要否を決める必要があります。
(2)見積もりをとり、問題がなければ注文手続きを行ってください。
(3)論文を印刷用のデータにして入稿します。
(4)印刷会社がデータのチェックを行い、問題がなければ製本印刷され、納期に合わせて発送されます。

論文の印刷は、1冊あたり600円〜1000円の費用がかかります。納期は業者のデータ入稿確認後から最短で3日程度、最長で10日程度に設定されていることが多いです。納期に余裕がある日程で注文すると1冊あたりの単価が30円〜100円ほど安くなります。

例えば「冊子製本キング」で、このような仕様で論文を製本印刷した場合、単価は以下のようになります。

ページ数 1冊 3冊 5冊 10冊
24 604円 406円 366円 309円
50 725円 527円 487円 451円
100 959円 942円 830円 618円

用紙やページ数、カラーかモノクロかによっても費用は異なります。webで簡単に見積りができるので、気軽に見積りをしてみてください。

せっかく印刷会社に依頼するのであれば、見栄えの良い論文にしたいと思う方は多いのではないでしょうか。表紙や本文の紙にこだわるのはもちろん、印刷会社ごとに様々なオプションが用意されています。

論文の製本は、一般的に上製本と並製本の二つに分けられます。それぞれどんな特徴があるのか、製本方法と併せてお伝えします。

・書店で売っている本や辞書のようにしたいなら上製本
上製本は、ハードカバー製本とも呼ばれます。糸で閉じた本文を、厚く硬い紙で作った表紙でくるんで製本する方法です。非常に丈夫で高級感がありますが、納期が長く費用が高めになります。背表紙にもこだわることが可能で、丸みを帯びた丸背と角のある角背から選択できます。

・低コストと見栄えの良さを両立したいなら並製本
並製本は柔らかく薄い紙で表紙を作るため、ソフトカバー製本とも呼ばれます。上製本より強度が下がり、高級感はなくなりますが、安価に製本印刷できる点が魅力です。500ページ程度のボリュームでも強度に問題がなく、長期保管に向いています。背表紙のデザインができるので、本棚に並べて整理することも可能です。

本文用紙を選ぶ際は、文字の視認性、筆記性がよく、文字が裏に透けない70kg以上の厚さかどうかに注目してください。

「冊子製本キング」で取り扱う用紙を例にすると、本文用紙としてすっきりと見えて書き込みやすいb7バルキー、あるいは目に優しく長期保存向きのラフクリームがおすすめです。どちらも書籍用紙として一般的で、視認性と筆記性に優れており、上質紙と同価格帯です。

  • すっきりと見えて書きやすいb7バルキー

    おすすめの用紙_b7バルキー

    b7バルキーは、上質紙と近い69kg。標準的な厚さです。カラーも映えるすっきりとした白い色と、鉛筆でも書き込みやすいざらつきのある質感が特徴的です。

  • 目に優しく長期保存向きのラフクリーム

    おすすめの用紙_ラフクリーム(書籍用紙)

    ラフクリームは、「冊子製本キング」取り扱う用紙の中で最も軽い66.5kg。厚さは標準的です。淡い黄色をしているため、文字を読んでいても目が疲れにくいという特徴があります。退色しにくいため、長期保存にもおすすめです。

論文の顔とも言える表紙は、本文用紙に負けず劣らず重要な要素です。
「冊子製本キング」では、表紙用紙として上質紙、あるいはアイベストをおすすめしています。

  • コストを抑えたいなら上質紙

    おすすめの用紙_上質紙

    「冊子製本キング」では、本文用紙でおすすめしたよりも厚い110kgと135kgの上質紙をご用意しています。安価な上質紙ではあるものの、厚みがあるので安っぽく見えません。きめ細かくコシがあり、視認性が高い紙です。

  • 並製本でも高級感が得られるアイベスト

    おすすめの用紙_アイベスト

    名刺やパッケージにも使われる非常に丈夫な紙です。「冊子製本キング」では、最厚手の260kgのアイベスト紙をご用意しています。程良い光沢としっかりとした厚みがあり、リーズナブルな並製本でも高級感を持たせることができます。表紙をカラーで印刷する際に適しています。

冊子製本の仕様については、こちらで詳しく解説しています。仕様に迷った時は、ご参照ください。

論文の印刷・製本にこだわりたい場合は、オプション加工の使用を検討しましょう。たとえば、ページ数の多い論文にページ番号をふるインデックス加工、章ごとに挿れるカラーの扉ページなどの挿入ができます。

印刷会社によって取り扱いのあるオプション種類や料金、オプション加工にかかる日数は異なります。

冊子製本キングでの論文製本に向いたオプション加工は、遊び紙の挿入と、表紙のPP加工です。

遊び紙とは、表紙と本文の間に挟む色紙です。冊子製本キングの無線綴じ製本では、アイボリーと空色の2色から遊び紙をお選びいただけます。遊び紙はページ数に含みません。

PP加工はラミネート加工のことです。表紙をPP加工することで表紙の光沢と高級感が増します。また、表紙が補強され、印刷の傷や色移りも防ぐので、長期保管される論文に向いています。

遊び紙もPP加工も、見積もりの際に選択できるオプションです。気軽に追加して見積もりをしてみてください。

※遊び紙とPP加工は無線綴じの場合のみ選択が可能です

続いて、論文の製本印刷を依頼する際に注意すべき3つのポイントをチェックしておきましょう。

冊子の製本では、サイズを整えるために印刷後に紙の裁断を行います。裁断によって文字や写真が切り落とされないように、余白を作っておくことが重要です。また、ページのボリュームがあればあるほど冊子を綴じている中央が開きにくくなるため、ページの内側にも余白を設けておかなければなりません。ページの外側を「小口」、内側を「ノド」と呼び、「小口」は最低でも15mm、「ノド」は15〜20mm程度の余白が必要です。必要な余白は業者によっても異なるため、事前に確認しておきましょう。

冊子の製本はほとんどの場合は両面印刷がポピュラーですが、片面印刷は裏うつりせず読みやすく、論文のボリュームが少なくてもページ数を増やすことができるというメリットがあります。
また、本文を片面印刷にして製本するように定めている大学も珍しくありません。印刷製本した論文を大学に提出したい場合は、事前に大学の規定を確認し、規定に合った印刷が可能か確認する必要があります。

論文の内容によっては、色分けをした図やカラー写真を挿れることがあります。その場合、該当のページはカラーページという扱いです。論文すべてをカラー印刷にする方法、モノクロで印刷した冊子に後からカラーページを挿入する方法、カラーページとモノクロページを混合で製本印刷する方法など、選択肢は様々です。印刷会社によって料金体系や対応方法は異なるため、事前に確認しておくことをおすすめします。

論文を印刷会社で製本印刷する際の費用や納期、決めなければならないことを解説しました。 研究者になり仕事として論文を書くのでなければ、論文を書き上げるという経験は一生にそう何度もあることではありません。印刷会社に印刷製本を依頼する場合や費用や納期にうまく折り合いをつけて、後悔のない形で論文を仕上げましょう。仕様で迷った際は、お気軽に「冊子製本キング」にご相談ください。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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