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![]() 上製本とは?並製本との違いもあわせて解説![]() 上製本とは、厚手の表紙で本文をくるむ製本方法のことです。ハードカバーとも呼ばれ、並製本よりも冊子の形を崩さずに保存したい場合や、自分が作った作品をしっかりした表紙がある本の形で残したい場合におすすめの製本方法です。本コラムでは上製本の特徴と製本時に選ぶ仕様を紹介します。 1.上製本とは上製本はハードカバーとも呼ばれ、本文より一回り大きい板紙(厚手のボール紙や布)の表紙で本文をくるむ製本方法のことです。上製本は20〜500ページの本を製本でき、手製本や1冊から業者への製本依頼で作成できます。 上製本は、縫い合わせる糸がかり綴じ※1や接着剤を使ったあじろ綴じ※2・無線綴じ※3などを使って製本します。どちらも製本強度が強く、本を大きく開いてもページが脱落しにくい綴じ方です。 上製本は、耐久性があり長期保存に適しています。そのため、卒業アルバムや絵本などに使われることが多いです。 ※1糸かがり綴じ:本の背を糸で縫うことにより本紙を固定する綴じ方 綴じ方の種類について詳しく知りたい方は、「【図解あり】冊子の種類(製本の綴じ方)について徹底解説」をご確認ください。 上製本の各部の名称上製本には、下記のような上製本ならではのパーツがあります。
上製本の背の種類上製本の背には丸背上製本と角背(平背)上製本の2種類があります。 丸背上製本は本の背に丸みがあり、ページを開きやすいことが特徴です。ページ数の多い小説や辞書などに採用されています。 角背(平背)上製本は背の形が平らで、本棚に並べると折り目正しい印象になることが特徴です。ページ数が少ない小説や絵本によく使われています。 2.上製本と並製本との違い上製本と並製本の違いは、見た目とコストです。並製本は、表紙用紙と本文を重ねた後に、冊子の端をまとめて断裁するチリのない冊子のことで、ソフトカバーとも呼ばれています。 上製本と並製本の比較
※冊子製本キングでは上製本は取り扱っておりません。 上製本は、厚い表紙を使った高級感・重厚感のある見た目が特徴です。また、表紙は希望に合わせ布や皮などのクロスを使うなど様々な装飾を追加できます。上製本は、並製本と比べ製本工程が多いため、日数や費用が並製本よりもかかってしまいます。一方、雑誌や文庫本に使われる並製本は上製本と比べると簡易な作りではあるものの、低コストで作成でき、軽くて持ち運びがしやすいです。 3.上製本で本を作る際に選ぶ必要がある仕様上製本で本を作る場合、本文や表紙のデザインの他に表紙・見返し・本文などに使う用紙を決めることが必要です。 表紙に使う素材上製本の表紙には、コート紙やマット紙などの印刷用紙、布クロス、レザークロス、ビニールクロスなどを選ぶことが可能です。 絵本や写真集など表紙にイラストや写真を印刷したい場合はコート紙が向いています。印刷用紙と一口に言っても、和紙のような用紙など特殊紙があります。また、ホログラムや光沢の出るPP加工などオプション加工を追加することでデザインにこだわることも可能です。 また、高級感や重厚感を持たせたい場合は布クロス、レザークロス、ビニールクロスを選ぶことが多いです。卒業アルバムなどの記念誌、自分史などの用途で選ばれます。 見返しに使う用紙見返しには、色上質紙や和紙のような質感の紙など、ファンシーペーバーを選べます。見返しに使う用紙は、本文と違う色や質感の紙を使い、表紙に使う色や雰囲気と統一感を意識して選ぶと、本の見た目の印象も良くなります。 本文に使う用紙本文用紙も仕上がりイメージや用途に合わせて選べます。文字の読みやすさを求めるなら上質紙やb7バルキー、写真やイラストの彩度と見やすさにこだわるならマット紙がおすすめです。
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