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中綴じ製本
A4(210mm×297mm)
B5(182mm×257mm)
A5(148mm×210mm)
B6(128mm×182mm)
A6(105mm×148mm)

無線綴じ製本
A4(210mm×297mm)
B5(182mm×257mm)
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無線綴じ・中綴じの違いとは?

更新:2021年10月19日
無線綴じ・中綴じの違い

製本方法には、主に中綴じと無線綴じがあります。中綴じと無線綴じは、綴じることができるページ数と価格に違いがあります。
中綴じは少ないページ向きの綴じ方です。8ページの冊子を1冊585円から作成できます。
製本にかかる工程が少ないため、作成する部数が10部より多くなると同じページ数を無線綴じで製本するより単価が安くなります。
無線綴じはページ数が多い冊子向きの綴じ方です。24ページの無線綴じ冊子は1冊614円から作れます。たくさんの部数を製本する場合、無線綴じは中綴じよりもコストがかかります。背表紙や表紙紙も工夫できるので高級感のある仕上がりにできる製本方法です。

無線綴じ
無線綴じ

無線綴じとは、本文が書かれた紙を1枚ずつページ順に重ね、背の部分に接着剤をつけ、最後に表紙でくるむ製本方法です。「線(ホチキスや糸など)」を使わずに綴じることから無線綴じと呼ばれます。
無線綴じは、接着剤をつけるために一定の厚みが必要です。そのため、少ないページの製本ができません。また、ページが多すぎても接着剤で固定することが難しくなるため、一般的に24~500ページの作品集やカタログなどの製本で使われます。

無線綴じは、別仕立ての厚い表紙で本文が書かれた紙をくるんだ上製本(ハードカバー)と、同じ用紙でくるむ並製本(ソフトカバー)のどちらにも使われます。そのため、小説やビジネス書など市販されている本の形で冊子を作りたいと希望する方は無線綴じを使って製本することが多いです。
※冊子製本キングでは、並製本(ソフトカバー)のみを取り扱っております。

中綴じ
中綴じ

中綴じとは、表紙と本文の用紙を一緒に重ねて二つ折りにし、真ん中の折り目部分にホチキス(針金)で綴じる製本方法です。表紙と本文に同じくらいの厚みの用紙を使って綴じる並製本(ソフトカバー)に使われます。
中綴じはホチキス(針金)で綴じられる紙の枚数でページ数が決まります。一般的に最大50ページまで綴じることができ、8〜50ページの範囲で作ることができるパンフレットや同人誌などの製本に使われています。

目的の冊子を作るために綴じ方を選ぶポイントを表にまとめました。


無線綴じと中綴じのメリットとデメリット

無線綴じ 中綴じ
強度 ・ノド(綴じ代)の強度がある ・強度が無線綴じより弱い
レイアウト ・ノド(綴じ代)が完全に開かない
・中綴じより多くページを製本できる
・背表紙がつき、高級感が出せる
・見開き1ページの原稿が使える
・ページ数に制限がある(50ページ)
・原稿作成時の面付けが複雑
価格 ・部数が増えても中綴じほど単価が下がりにくい ・部数が多いほど単価が安くなる

無線綴じは、背表紙のある本の形で製本できるのが特徴です。表紙と本文のかかれた用紙を糊で接着するため、ホチキス(針金)で製本する中綴じと比べてノドの部分の強度が強くバラバラになりにくいです。また、背表紙への文字入れや厚手の表紙で製本した上製本(ハードカバー)の本も無線綴じで行うため、理想の見た目の本を作りたい場合は無線綴じでの製本を検討すると良いでしょう。表紙のデザインでできる工夫については、「製本時の表紙に使う紙選びの基礎知識」で詳しくまとめています。

ただし、無線綴じは中綴じと比べページが開きにくく、見開きで写真をレイアウトした際にノド(綴じ代)の部分で隠れてしまいやすいです。もし、ページ数が多く中綴じを使えないが開きやすさにもこだわりたい人にはPUR製本がおすすめです。通常の無線綴じに使われる糊(EVA系ホットメルト接着剤)を、より接着強度が高く柔軟性のあるPUR系ホットメルト接着剤に変更して無線綴じを行うため開きやすさを改善できます。

中綴じは、根本までページを開きやすく、背幅がなく薄い仕上がりになることが特徴です。そのため、製品説明用のパンフレットなど持ち運びや配布を想定した冊子や見開きで1枚の写真やイラストをのせる作品集などで選ぶことが多いです。

また、ノド(綴じ代)部分をホチキス止めすれば簡単に製本できるため、同人誌やコピー本、勉強用の冊子など少部数の冊子を作る場合は中綴じで自作してしまっても良いでしょう。中綴じ冊子を自作する場合、10号針の家庭用のホチキスではコピー用紙20枚を超えると綴じることが難しくなります。綴じることができる枚数と使用すべき針を事前に確認すると良いでしょう。中綴じをホチキスで自作する際のページの目安については「ホッチキスできれいに製本する方法」で詳しくまとめています。

ただし、中綴じは二つ折りにした紙を重ねて製本するため、空白のページを出さない仕様で冊子をつくるにはページ数を4の倍数にする必要があります。そのため、中綴じで冊子を作る場合はあらかじめ印刷する枚数の合計を表紙含め4の倍数になるように調整したうえで製本するようにしてください。

無線綴じはページ数が多い冊子に適しているため、カタログやマニュアル、教科書、論文、情報誌といった分厚い冊子のお問い合わせが多いです。背表紙に文字を入れられるメリットを活かして、タイトルを記載する小説や作品集などにもよく使われます。
また、無線綴じは中綴じと比較して製本部分に強度があることから卒業文集やアルバムといった本文のページ数が多い冊子や少し価格が高くても大切な冊子を背表紙のある本の形で作りたいといった場合にもご利用頂いています。

作品集
作品集
無線綴じA4サイズ
本文152ページ
表紙:両面カラーマット紙135kg
本文:両面カラーマット紙110kg
オンデマンド印刷
税込み2,803円
情報誌
情報誌
無線綴じA5サイズ
本文200ページ
表紙:両面カラーマット紙135kg
本文:両面カラーマット紙110kg
オンデマンド印刷
税込み2,788円
パンフレット
カタログ
無線綴じB5サイズ
本文252ページ
表紙:両面カラーコート135kg
本文:両面カラーコート110kg
オンデマンド印刷
税込み4,871円

中綴じはページ数が少ない冊子に適しているため、持ち運びと配布を想定したパンフレットやフロアガイド、企画書、取扱説明書といった軽く薄い冊子のお問い合わせが多いです。冊子のノド(根本)まで開くことができ、見開きのデザインに向いているため、飲食店のメニュー表や週刊誌、学校案内などにも使われています。

会社・学校案内
会社・学校案内
中綴じB5サイズ
本文36ページ
両面カラーマット90kg
オンデマンド印刷
税込み3,742円
事業計画書・企画書
事業計画書・企画書
中綴じA4サイズ
本文12ページ
両面カラーコート90kg
オンデマンド印刷
税込み1,181円
パンフレット
パンフレット
中綴じA5サイズ
本文16ページ
両面カラーコート90kg
オンデマンド印刷
税込み1,535円

冊子の製本や原稿づくりを行う際に知っておきたいポイントを紹介します。

左綴じか右綴じを確認する

左綴じとは、冊子の背表紙を左側にした状態で右側のページを左側にめくっていくような冊子の綴じ方をいいます。右綴じはその逆です。読み進めていく目線の方向にあわせて、本文が横書きであれば左綴じ、縦書きであれば右綴じにするのが一般的です。
作りたい冊子ごとの綴じ方向の状況にあわせた判断基準については「右綴じと左綴じについて」をご確認ください。

「ノド」とは、ページを開いたときに真ん中に位置する綴じ代部分のことをいいます。ノド(綴じ代)近くまで本文を詰めて印刷してしまうと、文字が隠れ読むのが難しくなってしまいます。写真をレイアウトする場合も真ん中部分が途切れたり、重なりすぎたりしてしまします。そのためノドには、写真や文字を重ねないように注意しながら20mm前後の余白をあらかじめ作る必要があります。

実際に無線綴じの冊子を作るための原稿を作る際にノドにどの程度の余白がいるかは、小説や漫画など製本する冊子の種類によって調整することがあるため詳細は「ノドとは何?印刷物ごとの余白の取り方や読者に与える印象も解説」でご確認ください。

中央綴じ付近のデザインイメージ

中綴じの製本過程には、「面付け」という作業があります。面付けとは、複数ページを大きな紙に印刷し、紙を折り裁断した上で製本した際に正しいページ順になるようにページを配置することです。1枚ずつ綴じられる無線綴じに比べ、中綴じは面付けが複雑なので注意が必要です。

左綴じを例にすると、面付は表紙と裏表紙を基準にページの順番を決めていくと考えやすいです。
まず、紙を重ねた際の一番下の面が表紙と裏表になるため、向かって左側の面はすべて奇数ページ、右側の面はすべて偶数ページとなります。表紙の裏は1ページ目、裏表紙の裏は最終ページになります。これで印刷する1枚目は完成します。あとは、重ねる紙の4面を片側に区切って割り当るページを考えていきましょう。表紙側はページ順に、裏表紙側はページの最後から順に原稿を割り当てていきます。

はじめて面付する際は、縮小印刷などを活用し実際にページの順番がズレないか確認すると失敗しないのでおすすめです。また、印刷会社に依頼する際は、専用のテンプレートに沿って面付けすると間違えにくいので、予め確認しても良いでしょう。

冊子は内容も大切ですが、どのような紙を使うかによっても仕上がりが違ってきます。高級感のある分厚い紙や、柔らかい紙、薄くめくりやすい紙、ツヤのある紙やマットな紙など、さまざまな種類があります。冊子製本キングでは、無線綴じでは6種類、中綴じでは3種類からお選びいただけます。

また、同じ種類の用紙でも、紙の厚さによって印象や使い勝手が異なります。無線綴じの場合は、表紙にグロスPP加工やマットPP加工をすることも可能です。冊子の仕様によって、目指したい仕上がりに合わせた紙の厚みやツヤ、質を選んでみてください。

冊子のサイズ A4 B5 A5 B6 A6

冊子のサイズは無線綴じと中綴じどちらも同じ種類が選べます。自分の作りたい冊子は一般的にどのサイズの用紙が使われているか確認してから製本するとイメージとのズレが少ないです。

冊子製本キングでは、A4、B5、A5、B6、A6の5種類で製本できます。これらは以下の用途に使われることが多いです。自身の作りたい冊子によってサイズも工夫してみると良いでしょう。

サイズ 用途
A4 写真集、論文
A5 教科書(A4の半分の大きさ)
A6 文庫本
B5 雑誌

製本方法には大きく分けて無線綴じと中綴じの二種類があります。無線綴じは強度があるためページ数の多い冊子に適しており、表紙を厚いものにすると高級感のあるしっかりした冊子に仕上がります。中綴じはノド(綴じ代)まで開けるため、見開きでのデザインに適した製本方法で、部数が多くなると単価が安くなる製本方法です。

それぞれのメリットとデメリットを考慮した上で、まずはページ数やどんな本を作りたいかを基準に製本方法を選ぶと良いでしょう。製本についてお悩みの際にはお気軽にお問い合わせください。




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