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![]() 無線綴じ・中綴じの違いとは?![]() 目次
1.製本方法の種類について製本方法には、主に中綴じと無線綴じがあります。 綴じ方によって対応可能なページ数が異なります。 中綴じは少ないページ数でも綴じることができ、無線綴じは多くのページ数を綴じることができます。 また、中綴じのほうは工程が少なく価格が抑えられ、納期(発送日)も短期間で対応できます。 無線綴じは本文よりも厚手の用紙を使用でき、背表紙も付けられ、高級感のある仕上がりになります。 無線綴じとは![]() ![]() 無線綴じとは、冊子の背を糊(のり)で接着する綴じ方です。 文字通り「線(ホチキスや糸など)」を使わずに綴じることから無線綴じと呼ばれています。 冊子にしたい内容を印刷した用紙(本文)を一枚ずつページ順に重ねていき、最後に表紙の背の部分に糊を付けてくるむ製本方法です。 背幅があるため分厚い冊子に適しており、中綴じと比べノド(綴じ代)に強度があるため、長期保存に向いているのが特徴です。 当社では、最小24ページから最大500ページまで製本できます。 無線綴じは、別仕立ての厚い表紙で本文をくるんだ上製本(ハードカバー)と、同じ用紙でくるむ並製本(ソフトカバー)のどちらにも使われます。 また、無線綴じ製本によく使われる糊(EVA系ホットメルト接着剤)に代わり、より接着強度が高く柔軟性のあるPUR系ホットメルト接着剤を使用したPUR製本という製本加工もあります。 中綴じとは![]() ![]() 中綴じとは、表紙と本文を一緒に重ねて二つ折りにし、真ん中で開いてホチキス(針金)で綴じる方法のことで、表紙と同じ用紙で本文を綴じる並製本(ソフトカバー)に使われる製本方法です。 中綴じはページ数が少ない冊子に対応でき、価格は比較的安く仕上げられるのが特徴です。 薄い仕上がりになるため配布にも適しています。 当社では最小8ページから最大52ページまで製本できます。 2.綴じ方別のメリット・デメリット綴じ方によって、それぞれメリットとデメリットがあります。 作成する冊子に合わせてどちらの綴じ方が良いか選んでみてください。 綴じ方別での比較表
無線綴じのメリット・デメリット糊を使って綴じる無線綴じには、どういったメリットとデメリットがあるのでしょうか。 無線綴じのメリット
・ノド(綴じ代)の強度がある
・多くのページ数を綴じられる
・本文とは違う表紙用紙で高級感を出せる
・背表紙を付けられる 無線綴じのデメリット
・ノド(綴じ代)が完全に開かない
・少ないページ数だとノド(綴じ代)の強度が落ちる
・比較的価格が高い 中綴じのメリット・デメリット二つ折りにした紙を重ねて真ん中を綴じる中綴じには、どういったメリットとデメリットがあるのでしょうか。 無線綴じのメリットとデメリットを踏まえた上で、検討してみてください。 中綴じのメリット
・ノド(綴じ代)の根元まで開ける
・薄い仕上がりになり、持ち運びや配布に最適
・比較的価格が安い 中綴じのデメリット
・ページ数に制限がある
・面付けが複雑
・ノド(綴じ代)の強度が比較的弱い 3.製本方法ごとにおすすめの冊子の種類どのような冊子を作るかによって、おすすめの製本方法が異なります。 上記の綴じ方のメリットとデメリットを踏まえ、 作成したい冊子の種類に合った製本方法を選んでみてください。 無線綴じ無線綴じはページ数が多い冊子に適しているため、カタログやマニュアル、教科書、論文、情報誌といった分厚い冊子におすすめの製本方法となります。 背表紙に文字を入れられるメリットを活かして、タイトルを記載する小説や作品集などにもよく使われます。 また、中綴じと比較して製本部分に強度があることから卒業文集やアルバムにも適しています。 中綴じ中綴じはページ数が少ない冊子に適しているため、持ち運びと配布を想定したパンフレットやフロアガイド、企画書、取扱説明書といった軽く薄い冊子によく使われています。 冊子のノド(根本)まで開くことができ、見開きのデザインに向いているため、飲食店のメニュー表や週刊誌、学校案内などにも使われる製本方法です。 4.冊子を作る際に気を付けたいポイント冊子を作る際は、製本方法についての知識を身に付けておく必要があります。 他にも知っておきたいポイントをご紹介します。 左綴じか右綴じを確認する![]() 左綴じとは、冊子の背表紙を左側にした状態で右側のページを左側にめくっていくような冊子の綴じ方をいいます。 右綴じはその逆です。本文が横書きであれば左綴じ、縦書きであれば右綴じにするのが一般的です。 無線綴じの場合「ノド」に注意「ノド」とは、ページを開いたときに真ん中に位置する綴じ代部分のことをいいます。 左ページの右端、右ページの左端まで本文を詰めて印刷してしまうと、読むのが難しくなってしまいます。 写真をレイアウトする場合も真ん中部分が途切れてしまうためノドには注意しながら冊子を作る必要があります。 ![]() 中綴じは「面付け」に注意中綴じの製本過程には、綴じたときに正しいページ順になるようにする「面付け」という作業がありますが、1枚ずつ綴じられる無線綴じに比べ、中綴じは面付けが複雑なので注意が必要です。 1枚の紙に4 ページ分の内容が印刷され、見開きで二つ折りにして重ねていくので、入稿の際はページ順に気を付けなければなりません。 左綴じを例にすると、向かって左側の表面はすべて奇数ページ、右側の表面はすべて偶数ページとなります。 紙の質も大切
冊子は内容も大切ですが、どのような紙を使うかによっても仕上がりが違ってきます。
高級感のある分厚い紙や、柔らかい紙、薄いペラペラの紙、ツヤのある紙やマットな紙など、さまざまな種類があります。
当社では、無線綴じでは6種類、中綴じでは3種類からお選びいただけます。 なお、無線綴じ本には、本文の厚さに応じた幅の背表紙をつけることができます。 当社の無線綴じ製本では、注文画面でページ数や用紙の種類をお選びいただくと、自動で背幅計算ができるようになっています。 冊子のサイズについて
当社では、A4、B5、A5、B6、A6の5種類のサイズを取り扱っています。
他にも、新書サイズ、A4 より大きめのサイズ、などさまざまなサイズの冊子があります。 ![]() 5.まとめ
製本方法には大きく分けて無線綴じと中綴じの二種類があります。
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