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中綴じ製本
A4(210mm×297mm)
B5(182mm×257mm)
A5(148mm×210mm)
B6(128mm×182mm)
A6(105mm×148mm)

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リング製本とは?リング綴じの手作りアルバム・カレンダー作りの価格目安も紹介

リング製本とは?

リング製本とは、針や接着剤ではなく、リングでページを綴じる製本方法です。

印刷製本代に加えてリングの価格も上乗せされるので、針や接着剤で綴じる中綴じや無線綴じと比べるとやや高めの価格帯です。しかし、カジュアルで可愛らしい見た目とコンパクトな使い勝手の良さから、人気の高い製本方法でもあります。

この記事では、リング製本の概要、印刷会社へ依頼して作成する場合の価格相場、よく使われる用途やオプション、作成する際の注意点について解説します。

1.リング製本はどんな本?

リング製本とは、表紙と本文のページに穴を開け、ワイヤーやプラスチック製のリングを通すことで綴じる製本方法を指します。

パンフレットのような中綴じ、カタログのような無線綴じは、針金や接着剤で紙が綴じられています。しかし、リング製本の場合は穴にリングを通して冊子の形にしているので、めくったページをそのまま裏側へ回すことが可能です。ページを360度動かすことができて省スペースなので机の上を有効に使える点、ページを手で押さえなくても良い点は、他の製本方法にはない大きな魅力と言えます。

リング製本を行う場合、構造上、ページの厚みよりもリングの径が大きくなければ綴じられません。リングの大きさや用紙の厚さによっても異なりますが、200ページ程度の冊子であればリング製本できるという印刷会社が多いようです。径の大きなリングを用意しており、600ページ程度まで対応できるという印刷会社もあります。

リング製本で作成できる冊子は、A3、B4、A4、B5、A5といったサイズが一般的です。印刷会社によっては、正方形や短冊型といった変形サイズに対応していることもあります。

リング製本自体の耐久性は、さほど高くありません。繰り返しページをめくることで、リング周辺の用紙が弱くなってしまうからです。厚くて丈夫な用紙を使う、フィルムを貼るといったオプション加工を行うことで、耐久性を高めることが可能です。冊子の用途に応じて、オプション加工を上手く活用することをおすすめします。

価格の相場

印刷会社にリング製本を依頼する際の価格の相場を、ざっくりとお伝えします。

以下の表は全て、100ページ/100部/表紙・本文ともにカラー印刷すると仮定した場合の価格の目安です。

ページ数や部数、カラー印刷かモノクロ印刷か、使用する用紙やオプション加工の有無、納期によって、価格は変化します。以下はあくまで目安と考え、詳細は印刷会社で見積もりをして確認を行いましょう。

主な用途 価格の相場
A4 写真集、アルバム、壁掛けカレンダーなど 1部 \2,000〜\2,500
B5 テキスト、問題集、ノートなど 1部 \1,500〜\2,500
A5 卓上カレンダーやメモ帳など 1部 \950〜\2,000

可能なオプション加工

印刷会社によって、様々なオプション加工が用意されています。特にリング製本におすすめのオプション加工を以下に挙げますので、用途に応じて参考にしてください。

・厚紙はりあわせ
厚紙はりあわせは、表紙と厚紙を貼りあわせることで、より丈夫にかつ高級感を持たせるオプションです。前述した通り、リング製本では、繰り返しページをめくることでリング周辺の紙が弱くなってしまうことがあります。そのため、長期保管したいアルバムなどを作る際には、強度を高められる厚紙はりあわせがおすすめです。

・PP加工
PP加工は、用紙にポリプロピレンのフィルムを貼るオプションです。傷や汚れが付きにくくなる上、インクの変色を防ぐことができます。カラーの発色が鮮やかに見えるので、美しく見せたい写真や絵に適しています。

・カバー
こちらは、冊子の上にブックカバーをかけるオプションです。表紙に直接フィルムを貼るPP加工とは異なり、表紙の前後に透明のフィルムが追加されることになります。PP加工と同じく傷や汚れを付きにくくし、冊子に高級感を与えてくれます。

・ゴムバンド
ゴムバンド加工とは、冊子の裏表紙に取り付けたバンドで冊子全体を挟むというものです。鞄の中などに入れて持ち歩いてもページが開かないので、ページの折れや汚れを防ぐことができます。また、ゴムバンドがあることで、冊子の間にメモやしおりを挟んでも落ちません。

・ミシン加工
ミシン加工とは、ページにミシン目を入れて切り離しやすくするオプションです。例えば、テキストや問題集にミシン目を入れて、解答を記入した部分を切り離して提出するために使われます。

冊子の用途に応じてオプションを選ぶことで、リング製本のメリットを活かしながら、より丈夫で使いやすく高級感のある冊子を作ることができます。

2.リング製本の用途

続いて、リング製本がよく使われている用途ごとに、リング製本を作成するきっかけやこだわりと併せて、ページ数や価格の例をご紹介します。

・カレンダー
リング製本は、ページを裏側に回すことが可能です。そのため、カレンダーのように、現在の日、月が見られれば良いという用途には適しています。また、過ぎた月日のページであっても破って捨ててしまうのではなく保存して鑑賞したいという理由で、リング製本が選ばれることもあります。

ポスターサイズの壁掛けカレンダーやコンパクトな卓上カレンダーがあり、年末には広告として配られることも多いアイテムです。

壁掛けタイプであっても卓上タイプであっても、カレンダーというのは目に入る機会が多いものです。お気に入りの写真やイラストを美しく印刷するために、発色の良い紙や高級感のある紙が選ばれます。

月めくりの壁掛けカレンダー(A3サイズ、表紙+12ヶ月で13ページ、片面フルカラー印刷)を作成した場合、価格は\400〜\700ほどです。

・写真集
作品のポートフォリオとして、あるいは趣味の集大成として、印刷会社に依頼して写真集を作成するケースは珍しくありません。

写真集のボリュームにもよりますが、針金や接着剤で綴じる冊子は、ページを開くと少なからず傾きや歪みが生じてしまいます。その点、リング製本はページを180度フラットにして写真を鑑賞できるというメリットがあります。また、ページを裏側に回すことができるため、立ったまま片手で写真を見たり、お気に入りのページを開いて飾る際も便利です。

長期保管するための耐久性を高めるオプション加工や、カレンダー同様に写真が美しく印刷されるよう発色の良い紙や高級感のある紙が選ばれます。

A4サイズ、50ページ、表紙本文ともに両面フルカラー印刷の写真集を100部作成した場合、価格は\1,300ほどです。

・講義やセミナーのテキスト
スクールや講師が、講義やセミナーのためのテキストを作成するというケースもあります。市販のテキストは広く一般向けに作られているため、「指導したい内容やレベルにマッチしない」「必要な箇所だけを1冊にまとめたい」といった理由からです。リング製本冊子はコンパクトなので、狭い机の上も有効に活用できます。

オリジナルのテキストであれば、任意の場所に書き込みのスペースや練習問題を挿入することもできます。問題部分にミシン加工を行い、解答を切り離して提出できるようにするという工夫もおすすめです。その場合、本文はツルツルした紙よりも書き込みしやすい紙が適しています。

B5サイズ、100ページ、表紙フルカラー印刷、本文両面モノクロ印刷のテキストを100部作成した場合、価格は\800ほどです。

・アルバム
卒園や部活動引退のタイミングで、記念のアルバムを作成する例もあります。思い出の写真を載せたアルバムは、子供や友人、家族などと一緒に見ることが多く、机の上にフラットに広げて置くことができるリング製本は便利です。思い出話に花が咲いても、ページが勝手に綴じてしまうことはありません。

アルバムもやはり写真の美しさにこだわることが多く、発色の良い紙や高級感のある紙が選ばれます。

B5サイズ、30ページ、表紙本文ともに両面フルカラー印刷のアルバムを100部作成した場合、価格は\850ほどです。

3.リング製本を作成する際の注意点

最後に、リング製本を作成する際の注意点をお伝えします。

リング製本は、表紙と本文のページに穴を開けてリングで綴じるというものです。したがって、綴じる側に穴が開くことになります。写真やイラスト、文章が切れてしまわないように、ノドと呼ばれる綴じ代部分に余白を設けておきましょう。

印刷会社によって異なりますが、リング製本の場合、20mm以上の余白を取ることが推奨されています。ページによって穴の位置が変わりますので、ページレイアウトの際には左右のどちらに穴が開くのか気を配る必要があります。

また、リング製本には、中綴じや無線綴じといった一般的な製本とは違う工程が必要になります。そのため、納期は比較的やや長めに設定されている印刷会社が多いようです。追加するオプションによっては更に日数が必要なこともあるため、納期を急ぐ場合は早めに発注やデータ作成に取り掛かるようにしましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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