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冊子の製本用PDFファイルを安く印刷するには?

冊子の製本用PDFファイルを安く印刷するには?

取扱い説明書や問題集、オリジナルのブックレットなど印刷したいページ数が多い場合、家庭用プリンターだとインクを多く使ってしまいます。またZINEなどの小冊子などの印刷は家庭用プリンターをもっていない場合でも、PDFファイルでデータを保存しておけばコンビニなどに設置しているプリンターで印刷可能です。今回は、PDFファイルを活用すれば印刷できる場所とその方法、家庭用プリンターで印刷する場合の費用をお伝えします。

PDFファイルは、コンビニや100円均一、プリントショップなどで印刷ができます。それぞれの印刷方法と値段、メリット・デメリットを確認しましょう。

自宅の家庭用プリンター以外でPDFファイルを印刷する場合、身近な選択肢の一つがコンビニです。コンビニ店頭のマルチコピー機を使って印刷を行います。

方法 値段 メリット デメリット
USB・SD 店頭のマルチコピー機に、PDFファイルを入れたUSB・SDを挿入する モノクロ/全サイズ1枚→10円
カラー/B5・A4・B4→1枚50円、A3→1枚80円
安価 USBかSDが必要
アプリ スマホにアプリをダウンロードし、Wi-Fiを使ってマルチコピー機にPDFファイルを送信する モノクロ/全サイズ1枚→10円
カラー/B5・A4・B4→1枚50円、A3→1枚80円
安価 アプリの事前ダウンロードと、マルチコピー機の前でデータ送信する時間と手間が必要
ネットプリント(ネットワークプリント) ネットプリント(ネットワークプリント)サービスにPDFをアップロードしておき、印刷を予約
店頭のマルチコピー機に番号を入力する
モノクロ/全サイズ1枚→20円
カラー/B5・A4・B4→1枚60円、A3→1枚100円
事前に印刷依頼ができるので、マルチコピー機の前で手間取らない やや割高

100円均一にもマルチコピー機が置かれていることがあります。店舗によって設置されていないこともあるので、店舗に向かう前に確認しておくとよいでしょう。

方法 値段 メリット デメリット
USB・SD 店頭のマルチコピー機に、PDFファイルを入れたUSB・SDを挿入する モノクロ/全サイズ1枚→10円
カラー/B5・A4・B4→1枚50円、A3→1枚80円
安価 USBかSDが必要
ケーブル マルチコピー機のケーブルにスマホ・タブレットを繋ぎ、PDFファイルを読み込む モノクロ/全サイズ1枚→10円
カラー/B5・A4・B4→1枚50円、A3→1枚80円
安価 アプリの事前ダウンロードと、マルチコピー機の前でデータ送信する時間と手間が必要
ブラウザかアプリ WEBサイト・アプリからPDFをアップロードしておき、印刷を予約
店頭のマルチコピー機に番号を入力する。
モノクロ/全サイズ1枚→20円
カラー/B5・A4・B4→1枚60円、A3→1枚100円
事前に印刷依頼ができるので、マルチコピー機の前で手間取らない やや割高
会員登録が必要

セルフ印刷ができるプリントショップでもPDFを印刷できますが、コンビニや100円均一よりも店舗数が少なく利用できるシーンは限られてしまいます。まずは利用できる距離にプリントショップがあるかどうかチェックしてみてください。

方法 値段 メリット デメリット
USB 店頭のプリンターに、PDFファイルを入れたUSBを挿入する モノクロ/全サイズ1枚→7〜10円
カラー/B5・A4・B4→1枚31〜46円、A3→1枚62〜92円
安価 割引価格で利用したい場合は、会員登録が必要
PCレンタル・セルフ印刷 プリントショップのレンタルPCでデータ編集後、その場で印刷する PCレンタル代0〜330円(最初の20分までの料金)
モノクロ/全サイズ1枚→7〜9円
カラー/B5・A4・B4→1枚31〜41円、A3→1枚62〜83円
印刷前に編集ができる 会員登録が必要

コンビニと100円均一、プリントショップを比較すると、プリントショップで会員登録を行なった後にPDFの印刷を行うのがコストパフォーマンスが良いと言えるでしょう。

続いて、先ほどご紹介したコンビニや100円均一、プリントショップでの印刷と、家庭用プリンターで印刷した場合の価格を比較します。

家庭用プリンターで印刷を行う場合は、本体価格に加えて、インクや用紙の値段を考慮する必要があります。

プリンター本体は、1万円程度のリーズナブルなものから10万円程度の上位機種まで幅広く販売されています。

インクもカートリッジの型によって幅広い価格帯のものがあり、3,000〜5,000円程度のものがポピュラーです。カラーでA4/1部を印刷する場合は 4〜16円、モノクロでA4/1部を印刷する場合は1〜5円のインク代がかかると言われています。

この記事では、以下の通りに価格を仮定し、家庭用プリンターで印刷した場合のコストを考えてみます。

プリンター本体:20,000円
用紙代:500円(A4/500枚入り)
家庭用プリンターでモノクロ/A4/1部を印刷する場合のインク代:3円
家庭用プリンターでカラー/A4/1部を印刷する場合のインク代:10円

コンビニや100円均一、プリントショップでモノクロ/A4/1部を印刷する場合のインク代:10円
コンビニや100円均一、プリントショップでカラー/A4/1部を印刷する場合のインク代:50円

家庭用プリンターの方が安いように思えますが、上記の表は印刷代だけなので機種代と用紙代も加えて考える必要があります。ランニングコストを考えると、基本的にコンビニや100円均一、プリントショップでの印刷が安いでしょう。

家庭用プリンターは、期間を空けて使用する場合はクリーニングを行う必要があり、使用期限を超えたインクは交換しなければなりません。場合によってはメンテナンスや修理も必要です。必要なタイミングですぐに印刷できるのは家庭用プリンターの大きな魅力ですが、頻繁に印刷を行うのでなければコンビニや100円均一、プリントショップを利用するといいでしょう。

同じデータを複数の部数印刷したい場合は、製本まで行ってくれる印刷会社に依頼するのも選択肢のひとつです。

マルチコピー機では、一度に印刷できる最大ページ数が定められていることもあります。また、マルチコピー機を長時間占領することになるので、他のお客さんへの配慮が必要です。

印刷する量が多く、最終的に冊子の形にしたい場合は、印刷会社に依頼するのも一つの方法です。基本的に1部からでも依頼可能で、見栄え良く製本して送付してくれます。

例えば、冊子製本キングで以下のような冊子を作ると仮定します。

この仕様で製本した場合、納期と部数によって以下のように値段が変わります。

表の通り、部数が多く納期に余裕があるほど価格は安価になります。マルチコピー機で印刷した場合、10円×100枚となり1部1,000円かかります。7営業日での納品でも構わない場合、マルチコピー機を使って印刷した値段よりもリーズナブルです。

カラー印刷の場合も見てみましょう。
同じく冊子印刷キングで以下のような冊子を作ると仮定します。

この仕様で製本した場合、納期と部数によって以下のように値段が変わります。

マルチコピー機で印刷した場合、印刷だけで50円×50枚となり1部2,500円かかるのに対し、印刷会社では印刷と製本を合わせて1部1,127円から対応が可能です。多くの印刷会社では、WEBで見積もりをとることができます。依頼を検討する際は、印刷したい枚数やモノクロ・カラー、用紙や納期を入力して値段を確認してみましょう。

PDFデータを冊子印刷むけの調整や家庭用プリンターでの印刷の際に、迷いやすい事項の設定方法を紹介します。

オフィスソフトなどのデータをPDFファイルにする変換方法は「冊子デザインご入稿時のPDF変換方法」を参考にしてみてください。

冊子の印刷用に小口やノド部分の余白をPDFで保存されているデータに入れるには、PDF編集ソフトなどが必要です。PDFエレメントやAcrobatなどの編集ソフトで、幅や高さの余白をミリ単位で調整できます。その他、プリンターの印刷倍率を調整するなどで大まかにですが余白を作成できます。

家庭用プリンターでPDFファイルを見開きや両面で印刷設定は、プリンターの印刷画面の「詳細設定」から指定できます。

見開きで冊子のデータを印刷する場合は、「用紙サイズ」、「1枚あたりのページ数」を調整します。たとえばA4の中綴じの小冊子を作る場合は、PDFファイルのデータを用紙サイズA3、1枚あたりのページ数を2ページ分印刷し、半分に折るなどするといいでしょう。

見開きで冊子のデータを印刷する場合

家庭用プリンターで小冊子を印刷する際に両面印刷したい場合は、「詳細設定」の「両面印刷」にチェックを入れ、綴じ方を指定しましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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