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冊子の中綴じとは?![]() 中綴じとは、印刷した用紙を重ねて中央から二つ折りにし、折り目部分に針金や糸を通して固定する製本方法です。折り目部分を針金で綴じる方法を「針金綴じ」、糸で綴じる方法を「ミシン綴じ」と呼ぶこともあります。 中綴じは背表紙がない冊子です。また、中綴じで綴じることができるページ数は冊子製本キングの場合、針金が通る8〜52ページです。少ないページの製本ができるため、パンフレットやフリーペーパー、同人誌などの製本に使われます。 この記事では、中綴じの特徴や冊子を作る際におさえておくべきポイントを紹介します。 目次
1. 中綴じ冊子の特徴
中綴じの冊子は印刷部数が52ページ以下の冊子を10冊以上製本する際によく使われます。 中綴じと無線綴じの違い
※1:24ページ、A4サイズ、上質紙使用、モノクロ印刷、5日納品の価格参照 低予算で製本できる中綴じの製本工程は、本文用紙を重ねて針金や糸で綴じるだけです。糊を使った無線綴じなどの製本方法より作業工程が少ないため、作成する部数が10部より多くなると他の方法より低予算で製本できます。 少ないページ数でも製本できる中綴じは針金や糸を使うため、8ページから綴じることができます。接着剤を使って製本する無線綴じなどは、糊代として冊子の背に厚みが必要なため24ページ以下の製本には不向きです。 見開きのデザインが見やすい
中綴じは、本文用紙をあらかじめ二つ折りにしたもの綴じるため、ページを開きやすいです。写真や絵、地図など左右の見開きページ全体に配置するデザインに向いています。 食品・教育・介護業界では使えない場合がある中綴じの冊子は食品・教育・介護などの業界では、針金で怪我や異物混入などが起こらないよう禁止されていることがあるため注意が必要です。関連する業界で冊子を作る場合は、針金を使わない無線綴じやミシン綴じでの製本を検討するとよいでしょう。 2. 中綴じ冊子作成時の注意点原稿のページ数は4の倍数にする中綴じは用紙を重ねて二つ折りにして綴じるため、用紙1枚の裏表に4ページ印刷します。製本できるページ数も4の倍数です。全体のページ数が4の倍数にならない場合は、白紙ページの挿入やレイアウトの変更によるページ数の調整が必要です。 ページ端に余白や塗り足しを作る・小口の余白冊子を見開いた状態の両端を「小口」と呼びます。中綴じでは用紙を重ねて二つ折りにして製本するため、内側のページに近づくにつれてページの端が外にはみ出します。 はみ出た余計な部分は断裁し、外側のページの幅と合わせて仕上げることが一般的です。この工程でページの端に書かれた文字やイラストが、一緒に切り落とされることがあります。とくに、ページの端に配置されるインデックス※3やノンブル※4などを入れている場合は位置の調整が必要です。 天地(ページの上下)と小口側のインデックスやノンブルは、仕上がり位置(断裁位置)よりも3〜5mm程度内側に配置しましょう。
※3:冊子の小口部分に色をつけて目印すること ・ページ端部にある画像の塗りたし塗りたしとは、印刷サイズいっぱいまで色や写真、罫線などがデザインされた原稿で、印刷サイズの外側まで色などを伸ばしておくことです。中綴じは小口部分を断裁するため、色や写真、罫線などが印刷された部分に塗りたしを作らないと、原稿の端に白い余白ができます。 端部まできれいに印刷するために、仕上がりサイズよりも外側に3mm余裕を持った塗り足しが必要です。冊子製本キングでは、塗り足し位置が確認できるテンプレートをご用意しています。原稿を作成するソフトに合わせてご使用ください。 用紙自体を厚くしすぎない中綴じの場合、用紙が厚すぎると針金や糸で固定しにくくなるため、用紙の厚みは薄手70kg※5から標準90kg程度が適しています。 例えば、会社資料や試験問題などモノクロテキスト中心の冊子の場合は、コピー用紙としても使用される上質紙が適しています。厚みは、ノート程度である70kgや、週刊誌の表紙程度の90kgがよいでしょう。切符ほどの厚さがある110kgやハガキ程度の180kgは中綴じには厚すぎるため、本文用紙での使用は控えましょう。 ※5:印刷業界で使われる紙の厚みをあらわす連量とよばれる単位。一定の寸法の紙を1,000枚重ね合わせた時の重さのことで、紙の厚みが厚くなるほど連量は重くなる。
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